第１９話「消える人々」
桐島から、行方不明事件の未捜査案件のうちのいくつかに関連性があることを教えられた蛍。さらに赤木圭一は生前、怪しいフードの男について調べていたという。

今回の登場人物
赤木蛍（あかぎ　けい）
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年Ａ組。桐島から、行方不明事件の未捜査案件のうちのいくつかに関連性があることを教えられた。幽霊警官に裸を見られて怒る。やっかいごとばかり降りかかる現実に涙を流す。

幽霊警官（ゆうれいけいかん）
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。駅の近くで、帰宅する会社員の中に怪物のようなものが混じっているのを見た。その事を蛍に報告にいったが、間の悪いことに入浴後で全裸だったので怒られてしまった。

赤木和也（あかぎ　かずや）
赤木蛍の弟。わんぱくな性格。妹の舞をあやす。

赤木節（あかぎ　せつ）
赤木蛍の妹。6歳。甘えん坊な性格。妹の舞をあやす。

赤木舞（あかぎ　まい）
赤木蛍の妹。まだ生まれたばかりの赤ちゃん。姉たちにあやされる。

桐島静香（きりしま　しずか）
キャリア組の女性警察官。警察署の署長。蛍に、行方不明事件の未捜査案件のうちのいくつかに関連性があることを教えた。

赤木圭一（あかぎ　けいいち）
赤木蛍の兄。３年前、中学の時に仲の良かった友達が失踪したのをきっかけにＷＥＢカメラを調べるようになり、その映像の中で怪しいフードの男を見つけた。

フードの男（ふーどのおとこ）
フードを被った男。赤木圭一が監視していたＷＥＢカメラで、他の人間と一緒にどこかに向かう姿をたびたび確認された。しかし、彼と一緒にいた人間は、みな行方不明になってしまった。