第16話「桐島静香の秘密」
友達とコンサートに行った帰りに、桐島に声をかけられた蛍。そこで見覚えがある警察官を見かけたと言う幽霊警官のために、桐島に頼んで第63期警視庁壮行会に出席する。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。友達とコンサートに行った帰りに、桐島に声をかけられる。桐島に頼んで第63期警視庁壮行会に出席する。桐島の身に何かあったと聞いて、2階の休憩室に駆けつける。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。見覚えがある警察官を見かける。蛍と共に第63期警視庁壮行会に出席する。桐島の身に何かあったと聞いて、2階の休憩室に駆けつける。
赤木圭一(あかぎ けいいち)
赤木蛍の兄。3年前、犯罪白書に怪しい点があると気づいて調査していた。その後何者かによって殺されて、死後に幽霊警官となった。一時期、桐島と付き合っていた。
桐島静香(きりしま しずか)
キャリア組の女性警察官。警察署の署長。3年前、赤木圭一から犯罪白書に怪しい点があると聞いて調査していた。圭一が殺されたのは「P・N・D(疑われざる者)」の調査に深入りしすぎたためではないかと推理している。第63期警視庁壮行会に出席する。蛍を見かけて声をかける。2階の休憩室で倒れる。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。第63期警視庁壮行会に出席する。騒ぎを聞きつけて2階の休憩室に駆けつける。そこで蛍を見つけて、自分の推理を語る。
光芝(みつしば)
あごひげを生やした男性。警察官。圭一の同期だった。第63期警視庁壮行会に出席する。桐島の身に何かあったと聞いて、2階の休憩室に駆けつける。
久毛山巡査長(くげやまじゅんさちょう)
角ばったあごの男性。警察官。圭一が昔お世話になった。第63期警視庁壮行会に出席する。
紅梅(べにうめ)
刈り上げ頭の男性。警察官。圭一の同期で、キャリア組だった。第63期警視庁壮行会に出席する。
黒ずくめの男(くろずくめのおとこ)
黒ずくめの服を着た男。桐島の後ろをついていくところを、蛍は見た。
逸見(いつみ)
緑川と顔見知りの刑事。第63期警視庁壮行会に出席する。
大島(おおしま)
チョビヒゲを生やした男性。南具署に勤務する警察官。桐島が黒ずくめの男と一緒に、2階の休憩室に入るのを目撃した。休憩室の中から変な声と倒れる音がしたのを聞いて、近くに居た者に人を呼ばせに行かせた。
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