第23話「塔を登る男2」
亡くなった千葉の後を追うように、タワリングに挑戦した沼代。失敗して落下したが、下にいた人たちに受け止められて無事に済んだ。涙ながらに無念を語る沼代の様子に思うところがあった蛍は、緑川と協力して調査を始める。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。沼代がタワリングに失敗するのを見届ける。緑川と協力して調査を始める。千葉が亡くなった原因を知るには塔の上に登る必要があると考えて、深夜にタワリングを決行する。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。タワリングに挑戦しようとする蛍を心配する。
千葉(ちば)
赤木蛍の先輩。二年生。冒険部に所属。タワリングに成功したものの、塔から落下してしまった。病院に運ばれたが、その後亡くなった。
沼代悠馬(ぬましろゆうま)
赤木蛍の先輩。2年B組。冒険部に所属。タワリングに失敗して落下したが、下にいた人たちに受け止められて無事に済んだ。亡くなった千葉と一緒に登るはずだったが、抜け駆けされたらしい。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。蛍に頼まれて、千葉の履いていたクツについて調べる。
マルスネットジャーナルの部員
マルスネットジャーナルの部員。蛍に頼まれて、部室のパソコンを貸す。
五島洋太郎(ごとうようたろう)
タワリング成功者の一人。すでに卒業している。以前、靴メーカーの「ホッジス」のCMに出演したことがある。
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