第14話「探偵女と病院と殺人3」
廃墟の病院で口笛を吹く女と出会った蛍。彼女が事件に関係していると推理した蛍は、この病院のことを調べる。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。廃墟の病院で口笛を吹く女と出会う。病院のベッドの上で、折り紙でできた花を見つける。美恵オバサンの2番目のダンナの妹と連絡をとって、事件があった廃墟の病院、「毛羽病院」のことを教えられる。幽霊警官に着替え中の下着姿を見られて怒る。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。廃墟の病院で口笛を吹く女と出会う。蛍の下着姿をじっと見たせいで怒られる。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。登校中の蛍に声をかけて、事件の捜査状況を問い詰める。
末為良則(すえため よしのり)
廃墟の病院で死んでいた男性。場津間高校教師。38歳。麻薬の常習者だったらしい。死後、亡霊となって蛍たちを襲う。
口笛を吹く女(くちぶえをふくおんな)
廃墟の病院で口笛を吹く女。大勢の悪運猫に囲まれている。幽霊のようで、赤木蛍たちと出会った直後に消えてしまった。
美恵オバサンの2番目のダンナの妹(みえおばさんのにばんめのだんなのいもうと)
看護師。親戚である蛍から連絡を受けて、事件があった廃墟の病院、「毛羽病院」のことを教える。
葉森美和(はもり みわ)
毛羽病院の204号室に入院していて亡くなった女性。当時41歳。10年前、交通事故で入院した。子供も小さく、家族は毎日お見舞いに来ていた。子供は当時5歳。
赤木和也(あかぎ かずや)
赤木蛍の弟。部屋で一人で騒いでいる蛍にあきれる。
赤木節(あかぎ せつ)
赤木蛍の妹。部屋で一人で騒いでいる蛍にあきれる。
葉森了(はもり りょう)
緑川の捜査の結果、末為のコミュニティに所属しているらしい生徒の一人。葉森美和の息子ではないかと、蛍は推理している。
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