第25話「鬼のいる村」
兄の圭一について何か知っているらしい山木巡査長に会うために田舎へやってきた蛍。そこで長い手の幽霊に手招きされて、謎の遺跡へと案内される。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。兄の圭一について何か知っているらしい山木巡査長に会うために田舎へ旅行する。長い手の幽霊に手招きされて、謎の遺跡へと案内される。そこは「オンミヤ」と呼ばれる場所で、かつて鬼に人身御供を出していたそうだ。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。山木巡査長と再会して、厳しいけど筋の通った人だったと思い出す。
桐島静香(きりしま しずか)
キャリア組の女性警察官。警察署の署長。お見舞いに来た蛍と話をする。つい口を滑らせて、蛍の兄の圭一について調べたいことがあったと知られてしまう。蛍にあまり首をつっこまないように忠告する。
山木巡査長(やまきじゅんさちょう)
蛍の兄の圭一の直属の上司だった男。今は田舎で勤務しているらしい。桐島から何度も連絡を受けているが、なぜか逃げ回っているようだ。子供が行方不明になったので、村の大人たちを連れて捜索の指揮をしている。
陽一(よういち)
幼稚園帰りに行方不明になった子供。村は大騒ぎで、大人は皆山狩りに出て行方を捜している。
長い手の幽霊(ながいてのゆうれい)
長い手の幽霊。蛍に手招きして、謎の遺跡へと案内する。
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