第56話「フードの男の正体」
十二人委員について各自が調査した結果を話し合う、第一回調査報告の会が開かれた。緑川の調査によって、赤木圭一の親友が職務中の事故で亡くなっていたらしいことが判明した。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。幽霊警官が突然消えてしまったので驚く。緑川の調査報告を聞いて、兄の圭一の親友だった御門屋のことを思い出す。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。蛍に信頼できる友達ができたことを知って喜ぶ。その直後、突然消えてしまう。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。青葉から、蛍の交友関係などの調査を依頼される。
黄多川礼(きたがわ れい)
赤木蛍の同級生。一年C組。ニコニコしてノリが軽い、ゆるふわ系の少女。格闘技の経験があるらしく、とても強い。十二人委員の一人だと思われる師匠に勝負を仕掛けて、勝ったら事情を話してほしいと迫る。
桃園霧子(とうえん きりこ)
赤木蛍の先輩。二年A組。風紀委員長。強力な呪術師の一族らしく、高位の守護神の加護を受けている。家のつながりで、崖の下の家の持ち主だった鏡二郎と接触できるように動く。
青葉真琴(あおば まこと)
赤木蛍の先輩。二年生。聖マルス学園の学力一位。変人で有名。緑川に、蛍の交友関係などの調査を依頼する。
御門屋恭示(みかどや きょうじ)
蛍の兄の、赤木圭一の親友。圭一と同じ警官だったが、職務中の事故で亡くなったらしい。
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