第4話「恐喝王」
見場の服にお茶をこぼしてしまった蛍。これをきっかけに積極的に話しかけてくる見場に、色々と付き合わされる。しかし見場にはよくないウワサがあるため、周囲の人々は気をつけた方がいいと蛍に忠告する。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。見場の服にお茶をこぼしてしまう。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。蛍を物陰からのぞく、目だけが異様に巨大な暗い人影を見かける。
塞田康平(さいだ こうへい)
赤木蛍の所属する一年A組の担任教師。眼鏡を掛けた無精ひげの男性。映画のシーンのマネをして、生徒の笑いを取る。
志田りか(しだ りか)
悪霊にとりつかれていたところを、赤木蛍と幽霊警官に助けられた少女。「聖マルス学園」の一年生。蛍のクラスメイトになる。見場と会話していた蛍に、気をつけた方がいいと忠告する。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。蛍の方をチラリと見る。
松下(まつした)
松下物産の社長。二年前、娘が失踪したため警察に捜索を催促した。そのせいで、赤木蛍の兄の失踪事件の捜査は早々に打ち切られてしまった。
見場創太(みるば そうた)
赤木蛍が服にお茶をこぼしてしまった少年。茶髪で眼鏡でそばかすがある男子生徒。一年F組。蛍に食堂でデザートをおごる。よくないウワサがあるため、多くの生徒から敬遠されている。
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