第13話「探偵女と病院と殺人2」
廃墟の病院で死体を発見した蛍。面倒なことに、緑川にその様子を見られてしまう。問い詰められて、成り行きで自分を少女探偵だと言ってしまった蛍は、幽霊警官とともに事件の捜査を始める。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。廃墟の病院で死体を発見する。緑川にその様子を見られて問い詰められる。緑川をごまかすため、自分は少女探偵だと嘘をつく。後に引けなくなって、幽霊警官とともに事件の捜査を始める。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。廃墟の病院で死体を発見する。蛍とともに事件の捜査を始める。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。廃墟の病院で死体を発見した蛍を見つける。蛍を問い詰めて、少女探偵なら事件を解決してみろと要求する。
見場創太(みるば そうた)
赤木蛍が服にお茶をこぼしてしまった少年。自分の立場を利用して悪事を行っていたが、蛍と幽霊警官の活躍によって改心した。
逸見(いつみ)
緑川と顔見知りの刑事。緑川から連絡を受けて、廃墟の病院へ駆けつける。
末為良則(すえため よしのり)
廃墟の病院で死んでいた男性。場津間高校教師。38歳。麻薬の常習者だったらしい。
緑川警視正(みどりかわけいしせい)
緑川楓の父親。逸見の上司。娘の楓に弱いらしい。
口笛を吹く女(くちぶえをふくおんな)
廃墟の病院で口笛を吹く女。大勢の悪運猫に囲まれている。
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