第33話「崖の下の呪い家」
フードの男が人々を誘い出していた展望台へ行く蛍。その展望台から見下ろす崖の下に、家を見つける。この家を調べるために幽霊警官が崖から飛び降りたが、その後行方不明になってしまう。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。フードの男が人々を誘い出していた展望台へ行く。崖の下に家を見つける。幽霊警官が家に飛び降りたあと、帰ってこないので心配する。緑川に依頼して、この家について調べる。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。フードの男が人々を誘い出していた展望台へ行く。崖の下の家に飛び降りる。その後、行方不明になってしまう。
フードの男(ふーどのおとこ)
フードを被った男。赤木圭一が監視していたWEBカメラで、他の人間と一緒にどこかに向かう姿をたびたび確認された。しかし、彼と一緒にいた人間は、みな行方不明になってしまった。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。蛍に依頼されて、崖の下の家について調べる。
赤木和也(あかぎ かずや)
赤木蛍の弟。わんぱくな性格。蛍が緑川を誘い出す口実として、肝試しで崖の下の家に入ったことにされた。
鏡二郎(かがみじろう)
崖の下の家の持ち主だった男。一年ほど前まで、五年ほど一人で暮らしていたらしい。官僚のエリートだった。
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