第28話「鬼のいる村4」
村人達に捕まえられ、火あぶりにされそうになる蛍。そこにパトカーでやってきたのは、頭に差し込まれていた悪意の触手を、幽霊警官に引きちぎられた山木巡査長だった。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。村人達に捕まえられ、火あぶりにされそうになる。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。正気に戻った山木とともに、蛍を助ける。
山木巡査長(やまきじゅんさちょう)
蛍の兄の圭一の直属の上司だった警察官。今は田舎で勤務している。悪意の触手を幽霊警官に引きちぎられたことで正気に戻る。村人を殴りつけ、蛍を解放する。蛍に、蛍の兄の圭一が「十二人委員」に関係があった可能性があると教える。
三ツ矢陽一(みつや よういち)
幼稚園帰りに行方不明になった子供。父親に連れられて、父親の実家で保護されていた。
三ツ矢の前夫(みつやのぜんぷ)
幼稚園帰りに行方不明になった子供の父親。県警の刑事から連絡を受けて、陽一を実家で保護していることを伝えた。
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