第30話「謎の桃園」
学校の通学路ですれ違った少女から、ただならぬ気配を感じた蛍と幽霊警官。緑川に聞いて、彼女は二年A組の桃園霧子だと知る。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。桃園とすれちがって、ただならぬ気配を感じる。中等部の女子にサインを求められる。体育の時間、一人でポツンとしている緑川と組む。緑川から、桃園の情報を教えられる。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。桃園とすれちがって、ただならぬ気配を感じる。桃園の様子を見に行ったが、眼力でバラバラにされる。
桃園霧子(とうえん きりこ)
蛍と幽霊警官が、ただならぬ気配を感じた少女。薄い砂色の髪に赤いバンダナ、切れ長の目で常に微笑んでいるような顔が特徴。初等部からのマルスの生徒。二年A組。風紀委員長。元貴族のお嬢様らしく、眉目秀麗で上品で学業優秀、お嬢様の鏡みたいな人。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。蛍に桃園の情報を教える。
死神(しにがみ)
黒ずくめの服を着た男。死神で、桐島の命を奪おうとしていた。蛍との賭けに負けて、スマホを貰う代わりに桐島の命を救った。
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