第34話「崖の下の呪い家2」
行方不明になった幽霊警官を探すために、緑川とともに崖の下の家に入る蛍。そこで待っていたのは、無数の幽霊たちだった。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。行方不明になった幽霊警官を探すために、緑川とともに崖の下の家に入る。無数の幽霊たちに襲われるが、幽霊警官に助けられて逃げる。緑川にとりついていた幽霊を消し飛ばした桃園を頼って、崖の下の家に連れて行こうとする。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。崖の下の家で、壁のシミとなって捕らわれていた。蛍に「逃げろ」と警告する。蛍を襲う幽霊たちを銃撃する。
フードの男(ふーどのおとこ)
フードを被った男。赤木圭一が監視していたWEBカメラで、他の人間と一緒にどこかに向かう姿をたびたび確認された。しかし、彼と一緒にいた人間は、みな行方不明になってしまった。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。蛍とともに崖の下の家に入る。蛍の警告を無視して後ろを見たため、幽霊に襲われて気絶する。蛍に連れられて逃げたものの、幽霊を連れてきてしまう。ベッドに入っても帽子はかぶったまま。
緑川の母親(みどりかわのははおや)
緑川の母親。帰宅した緑川にハーブミントティーを用意していた。緑川がお友達(幽霊)を連れてきたことを喜ぶ。
桃園霧子(とうえん きりこ)
蛍の先輩。二年A組。風紀委員長。強力な呪術師の一族らしく、高位の守護神の加護を受けている。学校の前で騒いでいた蛍たちを注意する。顔色の悪い緑川に触れて、緑川にとりついていた幽霊を消し飛ばす。
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