第31話「謎の桃園2」
突然、学校の生徒達に異常に慕われるようになった蛍。危険を感じて逃げ回るが、慕ってくる生徒は増えるばかり。これは、謎の少女・桃園霧子の仕業なのだろうか?
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。突然、学校の生徒達に異常に慕われるようになる。学校内を逃げ回り、体育倉庫に隠れる。体育倉庫で緑川に抱きつかれる。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。桃園の様子を見に行ったが、眼力でバラバラにされる。蛍に逃げろと忠告する。
桃園霧子(とうえん きりこ)
蛍と幽霊警官が、ただならぬ気配を感じた少女。薄い砂色の髪に赤いバンダナ、切れ長の目で常に微笑んでいるような顔が特徴。初等部からのマルスの生徒。二年A組。風紀委員長。元貴族のお嬢様らしく、眉目秀麗で上品で学業優秀、お嬢様の鏡みたいな人。強力な呪術師の一族らしく、高位の守護神の加護を受けている。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。学校の様子がオカシイので、蛍の事を心配して様子を見に来た。体育倉庫で蛍に抱きつく。
死神(しにがみ)
黒ずくめの服を着た男。死神で、桐島の命を奪おうとしていた。蛍との賭けに負けて、スマホを貰う代わりに桐島の命を救った。スマホを解約された仕返しとして、何者かから借りた「クピドの矢」を蛍に刺して、皆の好意を一身に浴びるようにした。
志田りか(しだ りか)
悪霊にとりつかれていたところを、赤木蛍と幽霊警官に助けられた少女。蛍のクラスメイト。クラゲの力を使って、蛍を校庭の方に誘導する。
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