第35話「崖の下の呪い家3」
捕らわれた幽霊警官を助けるために、桃園を崖の下の家に連れて行こうとする蛍。しかし、桃園はなかなか力を貸そうとしない。
今回の登場人物
赤木蛍(あかぎ けい)
町工場「赤木興業」の社長の娘。ミッション系名門校「聖マルス学園」の一年A組。桃園を崖の下の家に連れて行こうとするが、難航する。仕方なく、桃園が大事にしているマスコットを盗んで、家におびきよせる。
幽霊警官(ゆうれいけいかん)
赤木蛍にだけ見える、警察の制服を着たガイコツの幽霊。崖の下の家で、壁のシミとなって捕らわれている。家の記憶を見て、フードの男が仲間たちとともに悪人を処刑する相談をしていたことを知る。その会話の中に、自分の名前が出ていたことに驚く。
緑川楓(みどりかわ かえで)
赤木蛍のクラスメイト。黒い帽子を被った少女。探偵を自称する。幽霊にとりつかれていたが、桃園の力によって救われる。
桃園霧子(とうえん きりこ)
蛍の先輩。二年A組。風紀委員長。強力な呪術師の一族らしく、高位の守護神の加護を受けている。崖の下の家に行こうと蛍に誘われるが、断る。
志田りか(しだ りか)
悪霊にとりつかれていたところを、赤木蛍と幽霊警官に助けられた少女。蛍のクラスメイト。蛍に、桃園の情報を教える。
フードの男(ふーどのおとこ)
フードを被った男。赤木圭一が監視していたWEBカメラで、他の人間と一緒にどこかに向かう姿をたびたび確認された。しかし、彼と一緒にいた人間は、みな行方不明になってしまった。
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